<ぶらり松山 (その2)>
50年振り?の松山です!
<道後温泉>
3000年ともいわれる歴史を誇る道後温泉は、
兵庫の有馬温泉、和歌山の白浜温泉と並ぶ日本三古湯の一つです。
道後温泉は「日本書紀」「源氏物語」など様々な文献にも登場し
大国主命が少彦名命の病を治した話や聖徳太子の来浴など
「日本最古」にふさわしい言い伝えも多く残っています。
その昔、足に傷を負った白鷺が岩の間から湧き出ていた温泉に傷口をつけて、
その後元気に飛び去ったのを見た人たちが自分たちも入ってみると、
疲れが取れたりカラダの痛いところが治ったりしたことから、
みんなが入浴するようになったそうです。
この伝説から、白鷺は道後温泉のシンボルとなりました。
(道後温泉本館の白鷺は「雌」、飛鳥乃湯泉の白鷺は「雄」だそうです)

道後温泉には3つの温泉(道後温泉本館・飛鳥乃湯泉・椿の湯)があります。
道後温泉本館は1894年に建造で木造三層楼の建物は国の重要文化財に指定。
夏目漱石の小説 「坊っちゃん」 に登場し一躍有名になりました。
飛鳥乃湯泉は2017年に建てられた飛鳥時代の建築様式を取り入れた湯屋。
椿の湯は1953年に建造、2017年にリニューアル。
飛鳥乃湯泉と椿の湯は回廊でつながっています。


(道後温泉本館は、一部工事中で2024年7月11日に全館営業開始日予定)
<又新殿(霊の湯棟)>
道後温泉本館の又新殿は1890年に建築された日本唯一の皇室専用浴室。
(大規模な保存修理工事を行い2022年11月20から一般公開)
ふすまには金箔や銀箔が施されたほか、障壁画に描かれた道後温泉や
皇室にまつわる花鳥が鮮やかに蘇り建築当時の趣が感じられるようになりました。


道後温泉別館 飛鳥乃湯泉では又新殿を再現した特別浴室を設え、
昔の浴衣(湯帳)を着て入浴できます。
道後温泉本館と同じく全国でも珍しい加温も加水もしていない
源泉かけ流しの 「美人の湯」 を満喫することができます。

※特別浴室を独り占め・・・もはや皇族気分です!
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道後温泉駅 |
坊っちゃん列車の終着駅
明治時代の洋風建築の外観が美しい
1911年に建築された旧駅舎を復元
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坊っちゃんカラクリ時計 |
道後温泉本館百周年を記念して
振鷺閣をモチーフに製作
隣は道後温泉の源泉を使った「足湯」
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道後商店街 |
道後温泉本館と道後温泉駅を結ぶ
全長約250mのL字型のアーケード商店街
通称「道後ハイカラ通り」
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坊っちゃん団子 |
小説の中で主人公の坊っちゃんが
温泉帰りに食べた団子(湯ざらし団子)
その後3色にアレンジされたもの。
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湯玉石 |
飛鳥乃湯泉中庭(椿の森)の湯の川に
流れる温泉の源の丸い石は
湯玉石と呼ばれています
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松山市立子規記念博物館 |
近代俳句の祖といわれる正岡子規を中心に
夏目漱石や松山市が生んだ文人たちの
業績を集大成した文学系の博物館
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道後公園(湯築城跡) |
お城に石垣や天守閣がなかった時代の
城跡で城郭の彫りや土塁などの遺構が
当時の姿のまま残されています。
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ホテルルートイン松山‐勝山通り- |
伊予鉄道 勝山町駅より徒歩5分
天然温泉「旅人の湯」
アルカリ性単純硫黄泉
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